No.12<2008/6/4>

〜アイスホッケー〜

 信田コーチはときどき現役時代の話しやNHL選手の話しをしてくれる。僕は高校生のときからその話しを聞くのが大好きだった。
 内容の悪かった練習や試合の後のミーティングでたまに信田コーチの話しが始まるが、それが始まるとつい「お!きたか!」と思ってしまう。大学のどの講義よりも聞きたいのがその話しだ。

 信田コーチの話しの中で僕が特に好きなのは、自分はほかのやつより練習を3倍やった、毎日みんなが帰ってから夜遅くまでトレーニングした、という話しだ。これを聞くたびに僕は自分の未熟さを感じる。こんなでしゃばったことを書いていいか分からないが、僕も引退したとき信田コーチのような話しが出来るくらい密度の濃い生き方をしたい。

 僕はすばしっこくて緩急がある、日本のアイスホッケーが大好きだ。よくこんな事を考える。日本は本当はスウェーデンよりもカナダよりも強いのではないかと。Breakaway009を読んでいてこんな記事があった、一年を通してアイスホッケーだけで食べていけるのはAHLまででECHL以下はシーズンオフに他で働かないと生活ができない。自分の生活を安定させるために上のリーグへ目指さなければいけない欧米の選手に比べ、日本は実業団式のためサラリーが保証されている。ここでハングリー精神に大きく差がでる。これを読んでなるほど、と思った。やはり強い国にはそれなりの理由があった。
 これは自分にも言えることかもしれない。慶應はすばらしい学校だ。しかし、自分は慶應という実業団に入って少し安心しているのでないかと最近感じるようになった。本気で実業団を目指している選手が多い早稲田、東洋はやはりアイスホッケーに対する気持ちが違うのかもしれない。

かなり調子にのってしまったが読んでくれた方はありがとうございました。では次は一年生の間では頼れるセンターフォアードとしてゲルマンの力をもつ 田中広康先輩に聖火を回したいと思います。

#6 中村斐有