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2006/10/15    平成18年度関東大学アイスホッケーリーグ戦
 VS大東文化大学
 

1P 2P 3P TOTAL
慶應義塾大学 0 1 0 1
SHOOT 4 8 8 20
大東文化大学 0 0 2 2
SHOOT 12 8 16 36
GK 高嶌

<得点者>  
 2P G溝口 A池端 A金村

 <反則>
 3P 3:23 田中修 インターフェアランス
    5:39 田中修 ボーディング
    9:10 千葉 クロスチェッキング

<戦評>
 初戦を完封勝利で飾り、良いスタートを切った本塾は、一次リーグ2戦目にして早くも前半戦の天王山を迎えた。対するは“全勝優勝”への道に強大な壁として立ちはだかる大東文化大学。部員一同、必勝の気合と、春から培ってきた全ての成果を以て挑んだ。
 試合開始と共に、本塾はダンプ&フォアチェックから大東陣内に攻め込み、スロースターターを返上するかの如く相手ゴールに迫って、数度の決定機を掴んだ。逆に大東文化大学は前掛かりになった本塾の裏をついて攻めの形を作るが、この日の本塾はよく足も動き、容易にエリアに侵入させなかった。
 第2ピリオドも本塾は攻撃の手を緩めず、パックを支配する。スピードでもフィジカルでも相手を圧し続け、スキルの高い大東文化大学に対し、「慶應のホッケー」を徹底することができた。すると迎えた9分、本塾がPPのチャンスを得る。この機を、金村のパスから池端がゴール前に流して混戦を作り、ゴール前を制したルーキー溝口がモノにした。本塾の標榜する泥臭いホッケーが実を結んだ瞬間であった。この先制点によりアドバンテージを得た本塾は、終盤のミスから奪われたブレイクアウェイも、守護神・高嶌がファインセーブで防ぎ、インターバルを迎える。
 最終ピリオド、試合時間は残り15分。全身全霊をかけて臨んだ本塾は、開始直後に2−1の形を作る。ここで、敵陣に切り込んだ池端が金村に絶妙なパスを送るがシュートはポストをかすめ、さらに直後に再度エリアに侵入した金村がフリーとなるが、追加点を奪うには至らなかった。ここまでは、反則もなく万全の試合運びであった。
 ところが第3ピリオド4分、この試合初めての反則によるPKを崩されて同点弾を決められると、徐々に流れは大東文化大学に傾く。中盤、怒濤のような大東文化大学の攻勢に対して、本塾は1点もやらぬと気迫でゴールを死守し続けた。が、10分、お互い1人少ない場面でDZのミスから失点。残り時間5分というところで逆転を許してしまった。1点を追う本塾は最後の力を振り絞って挑み続け、終了間際には6人攻撃も仕掛けるが、ゴールは遠く、1−2のまま敗北した。
 総括的に云えば決して内容の悪い試合ではなかった。むしろ反則も少なく、今年度大東文化大学と行った試合の中では最も勝利に近づいた一戦であったと思う。もちろん、まだまだ大東文化大学との間には差がある。だが、これから二次リーグまでの1ヶ月半、一歩一歩確実に迫っていけば勝利は必ず掴みとれる手応えを手に入れた。再度大東文化大学に立ち向かうまで、我等部員は悔いの塵ほども残らぬよう精進していかねばならない。“全勝優勝”はもはや叶わぬ夢だが、この敗北を糧にチーム全体として一段一段ステップを昇っていきたい。
(金村)